松葉菊

松とも菊とも関係ないけど、松に似た葉と、菊のような花から、松葉菊。
思わず目を奪われてしまった、花火のような、きらきらとした、鮮やかな赤紫の花の感じを、柄にしてみました。

見た目の可憐さとは裏腹に、
暑さや乾燥に強く、丈夫で繁殖力の強くて、グラウンドカバーに最適な多年草なのだそうだ。
種類が多用で、もやはどこまでをマツバギクと呼ぶのか明確ではないのだという。

花言葉は、忍耐、順応性。
6月16日の誕生花です。

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菖蒲縞

5月5日は、端午の節句。端午の節句には、菖蒲(ショウブ)の葉を風呂に浮かべて邪気払いをする「菖蒲湯」という風習があります。菖蒲はサトイモ科の植物で、強い解毒作用がある薬草です。菖蒲湯には、血行改善、疲労回復、腰痛、神経痛などに効果があるとされています。菖蒲の葉は真っすぐな剣のような形をしていること、ショウブ=尚武(武芸を尊ぶこと)に通じることなどから、武家社会では縁起のよい植物とされてきました。ところで、菖蒲の花というと、どんな色の、どんな花を思い浮かべますか?菖蒲の花は、淡い黄緑色の、つくしの先っぽのような楕円形の花です。もし、紫色の、アヤメやカキツバタのような外側にひらひらと広がった花を思い浮かべたとしたら、それは、「ハナショウブ」ではないでしょうか。ハナショウブはアヤメやカキツバタと同じアヤメ科で、全く別の植物なのですが、葉の形が菖蒲に似ていることからこの名がつき、花が本家の菖蒲より華やかなことから、菖蒲より目立ってしまっている、というわけのようです。

端午の節句は菖蒲が咲く季節ですが、ハナショウブ、アヤメ、カキツバタもこの季節に咲きます。そして、アヤメも漢字で書くと「菖蒲」なのです。なんとも紛らわしいですが、菖蒲湯に誤ってアヤメ科の植物をいれないようにご注意ください。

菖蒲の葉を柄にしてみました。

ちなみに、5月5日の誕生花は、ハナショウブです。

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三椏

枝が必ず三つに分かれるので「みつまた」別表記は、三叉、三又、三枝。
樹皮は、高級和紙の原料として利用されていますが、
春先には、丸くて黄色い風情のある花を咲かせ、観賞用としても好まれます。

世界一の品質と言われている日本紙幣は、三椏が原料になっています。
三椏の樹皮には、防虫効果もある毒素が含まれていることから、虫害も受けづらいのだそうです。
残念ながら、現在、日本紙幣に使用されているみつまたは、ネパール産が多いそうですが、一定量の日本国産のみつまたを大蔵省印刷局が保管しています。

ニュースでみた、ミツマタが群生する様子が幻想的でとても美しかったので、柄にしてみました。

3月20日の誕生花です。

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ダンデライオン

タンポポというのは、キク科タンポポ属の総称で、世界におよそ400種知られています。
ギザギザした葉の形から、英名はダンデライオン(ライオンの歯)。黄色い花より葉に注目されたのですね。
タンポポの黄色い花は、実はたくさんの小さな花が集まっていて、正確には頭花と呼びます。

タンポポの頭花とギザギザした葉のイメージを柄にしてみました。

2月18日の誕生花です。

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侘助

侘助。
椿の一種で、椿の中では小輪で全開しない控えめな美しさがあり、「千利休好み」といわれる特別な存在で、
茶道の炉開きや、新年の初釜の時期に、茶道の先生がよく生けてくださった花。
(茶道を習っていたのは10年以上も前ですが・・・)
つぼみの状態で生けられた姿がなんとも高貴で見とれていました。

そんな、侘助が茶花として生けられた蕾と葉を柄にしてみました。

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日本固有種どんぐり

娘が小さいとき、なかやみわ先生の「どんぐりむらのどんぐりえん」という絵本を読んで知ったこと:

「どんぐり」って、いろんな木の実であるということ。

「どんぐり」って、ベレー帽をかぶったピーナッツみたいな形ばかりではないということ。

私はそれまで、どんぐりという種類の木の実だと思っていたし、ベレー帽をかぶったピーナッツみたいな形の木の実がどんぐりだと思っていました。

実は、「どんぐり」というのは、ブナ科に属する樹種の果実の俗称で、日本固有種だけでも22種あるそうです。

ピーナッツ部分の正式名称は、堅果(けんか)。堅く乾燥した果実、またはその皮のことで、英語でいうとnutです。
基本的にはピーナッツ型ですが、より球体に近かったり、栗のようにいびつだったりします。樹種によって大きさも異なり、個体差もあります。

ベレー帽部分の正式名称は殻斗(かくと)。俗称としては、「ぼうし」「はかま」など。
殻斗は、
形・・・ベレー帽型の他、ふさふさヘア型、堅果を覆うピスタチオ型など、表面・・・縞模様、鱗模様、トゲトゲなど
に分けられます。

いわゆる、ザ・どんぐり(ベレー帽をかぶったピーナッツ型)だけではなく、日本固有種22種類で、どんぐり柄を作ってみました。

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ねじばなストライプ

空に向かってらせん状にねじれながらかわいいピンクの花を咲かせるネジバナ。
右巻も左巻きもあり、いつまでも見ていられます。

贈答品などでも人気なランと同じラン科の植物ですが、田んぼや草地、人家の庭など、日本全国至るところに、いわゆる雑草として生えています。

ネジバナの群生の様子をストライプに見立てました。

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皐月

ツツジもサツキも、道路の植え込みや公園等でよく見かけます。
実は、サツキはツツジ科ツツジ属の常緑低木。つまり、サツキはツツジの一種で、正しくは「サツキツツジ」。
では、違いは?

サツキの名前の由来は皐月。
一般的なツツジが桜が葉桜になったころ、4月~5月に対し、サツキは5月~6月が開花時期です。サツキという名前は、陰暦の5月(現在の6月頃)に咲くことからきています。
ツツジもサツキも俳句の季語として使われていますが、俳句を見た時に「躑躅(ツツジ)」と書いてあれば春の歌、「皐(サツキ)」と書いてあれば夏の歌となります。

ツツジは花が咲いてから新しい葉がでますが、サツキは新しい葉が出てから花が咲きます。
ツツジの花は大きくて立派な花を一気に開花させるのに対し、サツキの花は小さい花を少しずつずらしてたくさん咲かせます。
ツツジの葉は3~8cm程度で柔らかく毛があり付着力がありますが、サツキの葉は2~3cmで程度で硬く光沢がありつるつるしています。
ツツジのおしべの数は5~10本程度でばらつきがあるのにに対し、サツキは5本です。

サツキの原産地は日本で、渓流沿いに咲き、剪定や移植に強くて扱いやすくいため、園芸用として人気が高まり、江戸時代中期に起こった園芸ブームの際、多くの品種が作られ、ツツジと区別されるようになったといわれています。
原種は朱紅色ですが、園芸品種は2000種以上とされ、花柄が豊富で、ピンク、白、咲き分け、絞り模様など。八重咲きの品種もあります。

小さいときに蜜を吸ったのは、たぶんサツキ。葉が小さかったです。
ツツジの中でも、レンゲツツジなど毒性があるものもあるので、注意が必要とのことですが、
サツキなら、大丈夫だったかと・・・。

品種改良が進んだ中でも、ツツジとサツキの見分けがつけられそうな、おしべ5本、花小さめ、葉が先にでて小さくてかためという点を柄にしてみました。

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猩々木の葉文様の柄

ポインセチアのを麻の葉文様風にしてみました。

ポインセチアは、別名クリスマスフラワー、和名ショウジョウボク。
花ビラのように見える赤い部分は、苞(ほう)と呼ばれる葉です。
真ん中の小さく黄色い部分が、花です。

ポインセチアを見ただけで、クリスマスだな、と感じます。

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梨玉の柄

秋になり、梨のおいしい季節になりました。
梨の皮をイメージした、水玉ならぬ梨玉の柄です。

梨は、皮が褐色の赤梨と、皮が黄緑色の青梨に分けることができます。
幸水、豊水などの赤梨は、皮の色が赤茶けて濃くなった方が熟していて美味しいそうです。
梨の皮には、「コルク」と呼ばれるたくさんの点があり、水分を逃がさないように保ったり、害虫から実を守る役割をしています。
梨が熟してくるとコルクが薄くなり表面もツルツルになってくるそうです。

梨の皮の付近には抗酸化成分であるポリフェノールの一種のアルブチンやクロロゲン酸が多く含まれているので、
できれは皮がごと食べるのがおすすめです。

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向日葵の柄

ひまわりは、大きな花のように見えますが、実は、多数の小さな花が集まってできています。
外側の黄色い花びら部分は「舌状花」、中心部の小さな花は「筒状花」と呼ぶのだそうです。

中心の小さな花の部分は、びっしりと螺旋状に並んでいますが、フィボナッチ数列という規則に従って並んでいるのだそうです。

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チューリップの柄

こどもの頃よく描いた、ぎざぎざ3つと半円のチューリップの花。今や色も形も多彩です。小学校の共同購入で黒いチューリップの種をを注文すると、毎回品切れで紫色を渡されて、黒は存在しないのではないかと疑ったのを思い出します。いまだに真っ黒いチューリップはみたことがないです。

4月10日の誕生花です。

花言葉:博愛、思いやり、正直

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福寿草の柄

積もった雪の中からいち早く春を告げるように咲く、福寿草。
白い雪に輝く黄金色の花びらが映えます。
旧暦の正月(2月)頃に咲き出すことから、新年を祝う花として元日草(がんじつそう)、朔日草(ついたちそう)などとも呼ばれています。

1月3日の誕生花です。

花言葉:幸福を招く、祝福

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松茸の柄

キノコの王様、マツタケ。
香りマツタケ味シメジといいますが、マツタケを日本ほど好んで食べる国は他にないようです。
マツタケは未だに人工栽培が難しく、手入れの行き届いたアカマツの里山が減少しているため、国産の松茸は目が飛び出るようなお値段ですね。

そんな高級キノコ、マツタケを柄にしてみました。こんなにたくさん食べられることはまずないでしょうね・・・。

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西瓜波の柄

スイカ。南アフリカが起源といわれ、英語はwatermelonと呼ばれるように、9割が水分でできています。
一応、農林水産省の分類では、「果物的野菜」。キュウリやナスなどの夏野菜と同様、体を冷やしてくれる効果があります。

水分たっぷりのスイカを、日本伝統の青海波に見立てた柄にしてみました。
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枝豆玉の柄

ビールに枝豆がおいしい時期になりましたので、
思わず、水玉ならぬ、枝豆玉柄を作ってしましました!

大豆が熟す前の若いうちに収穫したものが枝豆。
枝豆は、ビタミンやカルシウム、食物繊維などの栄養が豊富な上、ビタミンB1やメチオニンがアルコールの分解を促して肝臓の負担を軽くする働きがあるといわれています。
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紫陽花の柄

アジサイ。日本原産の花です。
花のように見える部分は、萼と呼ばれる葉っぱが変化したもので、土壌の性質や、咲いてから散るまでの間に色が変わるため、七変化とも呼ばれています。
土壌が酸性だと青色になり、アルカリ性だとピンク色に傾くといわれていますが、青とピンクが隣り合って咲いていたり、曇りがちな梅雨の空に鮮やかに映えます。

花の色によって花言葉も違います。

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カシワの柄

かしわ餅で知られる、カシワの葉。
実は、漢字で書くと、槲。正確には、柏ではないのだそうです。
槲とは、ブナ科の落葉中高木。
柏とは、ヒノキ科およびスギ科の針葉樹。
柏の葉は、餅をくるむような丸い形をしていません・・・。

ちなみに、かしわ餅に使われる葉は、もともとはサルトリイバラがメジャーだったのが、江戸ではなかなか取れなくなったため、槲の葉を使うようになったのだとか。

槲の木からどんぐりができます。

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夜桜の柄

日本の春を彩る、桜。
日本で観賞用の桜としてメジャーなソメイヨシノの上品で儚げなピンク色は、夜空に映えます。
昼、お弁当を食べながらの花見もよいですが、
夜、桜を見ながらちょっと一杯呑むのも風流です。
サクラの果実はサクランボまたはチェリーと呼ばれ、世界中で広く食用とされていますが、
ソメイヨシノの実は、酸味と苦味があり食用には向かないそうです。

4月1日の誕生花です。

花言葉・・・精神美、優れた美人

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キャベツの柄

キャベツをモチーフにした柄です。

日本で一番生産量が多いのは冬が旬の冬キャベツなのですが、品種改良や高原栽培などにより、春キャベツや高原キャベツなど、1年中出回ています。

キャベツに含まれるビタミンU(キャベジン)は、胃の粘膜を再生・強化してくれます。

エノキタケの柄

エノキダケをモチーフにした柄です。

一年中出回っているイメージのエノキダケですが、野生のエノキダケの旬は10~11月ごろ。
ひょろひょろのもやし状のエノキダケは、栽培されたためで、野生のエノキダケは、もっと傘が広くて、シイタケのような形をしています。
ちなみに、なめたけは、エノキダケの栽培方法を変えて、加工したものだそうです。
そういわれれば、似ているかも・・・。