みかんこ
こたつでみかんといえば日本の冬の風物詩でした。
では、なぜ、こたつでみかんなのでしょうか。
こたつは、一度入ったら、なかなか出たくないもの。
みかんは、常温保存ができて、日持ちもして、手でむけるので包丁いらず。
そんなわけで、みかんをこたつの上にみかんを常備しておけば、
手を伸ばせばいつでも渇いたのどを潤すことができてちょうどよかった、というところでしょうか
みかんを食べすぎると、手が黄色くなりますが、これは、みかんに多く含まれるβ(ベータ)-クリプトキサンチンという成分のためで、食べると体に蓄積して長持ちするという面白い特徴があります。
このβ‐クリプトキサンチンは、高い抗酸化作用をもち、がん抑制効果、骨粗鬆症、肝機能障害、糖尿病、動脈硬化などの予防作用や脂質代謝改善作用にも高い効果があると期待されています。
また、1日に必要とされるビタミンC 50mgは、みかん3個程度で補えます。
実は、冬はこたつにこもってたくさんみかんを食べることで、β(ベータ)-クリプトキサンチンを蓄えて、元気に春を迎えられていたのかもしれません。
雪の降る寒い冬の日にこたつで食べたみかんをイメージして柄にしてみました。
みかんの白い花は11月23日の誕生花です。